日本経済はバブル崩壊以降長きにわたり低迷し、「失われた30年」を経て、世界的な競争力も大きく低下しています。
当社は、そのような状況に危機感を持ち、「日本を代表する企業集団となり、日本経済を甦らせる」ことを理念として設立されました。
私が起業を志したきっかけは、前職での米国駐在中に、日本企業、ひいては日本という国のプレゼンスが低下していることをひしひしと実感したことにあります。
残念ながら、世界における日本のプレゼンスは私が生まれた30年前からどんどん小さくなる一方です。昭和までの日本が世界におけるプレゼンスを確立できていたのは、明治維新以来の急速な近代化が功を奏したことに加え、三菱や三井、さらにはトヨタやソニーといった当時の「ベンチャー企業」が、自ら道を切り開き、世界に打って出てきたことが大きな理由であると考えます。翻って現在の日本は、自国に閉じこもり、先人たちが残した遺産を食いつぶしているのが実態です。そのような日本の現状に危機感を抱き、自分たちの手で日本経済を甦らせるべく、「復活」の象徴であるフェニックスを社名に冠して当社を設立しました。
やや大上段のご挨拶ではありますが、今後の当社の成長を応援していただけますと幸甚です。